里帰り先で子どもを産んだあと、退院や実家での生活がまだ落ち着かないうちに、出生届をどこに出せばいいのか迷うことがあります。
地域情報メディア『タイトウタイムズ』のエリア担当ライター、ナッシーです。台東区に住んでいた時に4人子供が生まれました。
里帰り出産では、出産した場所と本籍地、住民票のある場所が違うこともあります。そして一生ものの出生届だからこそ思い出に残したい形にこだわる方もいらっしゃると思います。そこで、まず提出先の選び方を整理し、思い出にこだわるための方法、そしてそのあとに台東区で暮らす場合に確認したい手続きを順番に見ていきます。
この記事のポイント

出生届を出せる場所を整理する
出生届は、子の本籍地、届出人の住民登録地、子が生まれた場所のいずれかの市区町村窓口に提出できます。
里帰り出産の場合も、このいずれかに当てはまる窓口から提出先を選ぶことになります。「本籍地でなければ出せない」というわけではありません。
里帰り出産で提出先に迷う理由
迷いやすいのが、出産した場所と、本籍地や住民票のある場所が違うときです。どこか一つの決まった場所に出さなければいけないと思いやすいところです。
実際には、届出できる場所の条件に当てはまれば提出先を選べます。退院後の予定や台東区へ戻る時期も考えながら、無理なく動ける提出先を確認するとよさそうです。
本籍地と住民票が違うときの見方
- 本籍地
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戸籍が登録されている場所です
- 住民登録地
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届出人の住民票がある場所です
- 出生地
-
子が生まれた病院や産院などがある市区町村です
よく迷うのが、本籍地でしか出せないという思い込みです。三つのうち条件に当てはまる場所で提出できます。
書類の流れ
出生届を提出したら、役所の中での書類の流れが始まります。ひとつは住民票を作成。もうひとつは戸籍の作成です。
住民票作成
出生届の受理後、書類のコピーや通知用データを「居住地の役所」へ送ります。
出生届を出した場所が居住地の場合は、そこで住民票が作成されるため、提出から約30分〜1時間ほど(窓口の混雑状況によります)待てば、新しく赤ちゃんが加わった「住民票の写し」を発行してもらうことも可能です。
また児童手当(子供手当)の申請や乳幼児医療費助成(子ども医療費助成)の申請もその時にできます。
出生届を出した場所が居住地ではない場合は、送付の時間等かかるため、1~2週間のタイムラグはみておいたほうがいいです。
戸籍の作成
出生届が受理されると、出生届の原本(または原本に準ずる書類)を「本籍地の役所」へ郵送します。そして本籍地で戸籍が作成されます。
戸籍が必要になるケースは、戸籍謄本が必要な手続きです。パスポートの作成や、独自ルールのある場合の銀行口座の作成や会社の健康保険の手続き時などでしょう。
基本的にはそれほどデメリットが生まれるケースは少ないはずです。
出生証明書と届書の確認どころ
出生届は、一般に医師や助産師が発行する出生証明書と一体になった様式です。出生証明書を受け取ったら、届出人が記入する部分を確認します。
例外的に出生届書と出生証明書が別紙で交付される場合もあるため、受け取った書類の形が分からないときは、交付先の窓口に確認すると安心です。
出生届は一生もの!?
出生届の提出において台東区では独自のものはありませんが、一生の記念になるような「かわいいデザイン用紙」や「自治体独自の記念品・証明書」はパパ・ママの間で非常に人気があります。
手元に残せる「記念用デザイン出生届」
ネットで購入もしくは無料でダウンロードできるデザイン出生届です。役所に提出するA3用紙(提出用)とは別に、手元に保存するためのA4用紙(記念用)がセットになっています。
サンリオキャラクターやくまのがっこう、しろたんなど、公式ライセンスの可愛い出生届が「出生届製作所」などで販売されています。記念用には写真や手形・足形を押せるスペースがあり、クリアスタンド付きでインテリアとして飾れるものが人気です。
ナッシーネットで買ったデザイン出生届を使用する場合、右側の「出生証明書」を医師や助産師に書いてもらう必要があります。「指定の用紙(病院のもの)しか書けない」という産院も稀にあるため、出産前に入院先へ「持ち込みのデザイン出生届に記入してもらえるか」確認しておくと安心です
自治体オリジナルの「出生届(記念用)の無料配布」
提出先の役所によって、その自治体独自の「記念用出生届」や「保存用台紙」を無料でプレゼントしてくれる取り組みが人気を集めています。
- 品川区(東京都)
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しながわ観光大使「シナモロール」がデザインされた三つ折りの立派な台紙(記念用出生届)とオリジナルクリアファイルを無料配布。
- 宇都宮市(栃木県)
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提出用と記念用がセットになった複写式のオリジナル出生届を配布。
- 厚木市(神奈川県)
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人気マスコット「あゆコロちゃん」のメッセージ付きで、写真や手形が挟めるしっかりしたファイルを無料贈呈。


賞状のような「オリジナル出生届受理証明書」
公的な証明書である「受理証明書(有料:1通1,400円程度)」を、通常の味気ないA4用紙ではなく、賞状のような上質紙にキャラクターなどをあしらったオリジナルデザインで発行してくれる自治体があります。
彦根市(滋賀県)・・・「ひこにゃん」が描かれた可愛い受理証明書を発行しており、県外からの里帰り出産にも人気です。
母子手帳に押される「出生届出済証明」のスタンプ
出生届を出すと、母子手帳の「出生届出済証明」の欄に役所のハンコが押されます。最近では、このハンコ(またはシール)を自治体独自の可愛いイラスト入りにしてくれる役所が増えています(例:横浜市港南区のひまわりやコウノトリ柄など)。
窓口へ持っていくものを確認する
出生届を出す前に、出生証明書と母子健康手帳が手元にあるか確認しておくと動きやすくなります。
- 出生証明書(一般に出生届書と一体の様式)
- 母子健康手帳
必要なものや記入方法に不安がある場合は、出かける前に提出先の公式ページを確認するか、窓口へ問い合わせておくと当日迷いにくくなります。
提出期限の見方をつかんでおく
日本国内で生まれた場合、出生届の期限は生まれた日を含めて14日以内です。14日目が土日祝日などにあたる場合は、翌開庁日まで期限が延長されます。
期限に幅があるとはいえ、退院直後は予定が動きやすい時期です。提出先と持ち物だけでも先に確認しておくと、直前に慌てにくくなります。
台東区で続けて確認したい手続き
本籍地、届出人の住民登録地、出生地のいずれかで提出します
台東区での手続きが必要な場合は、申請方法や必要書類を公式ページで確認します
加入している健康保険と、台東区の制度について必要な手続きを確認します
出生届を出したあとの手続きは、区で確認するものと、加入している健康保険など別の窓口で確認するものがあります。出生届を出せば、その後の手続きがすべて終わるわけではない点は覚えておくとよさそうです。
夜間休日の受付を調べるときの見方
台東区では、開庁時間外に出生届を提出する場合、台東区役所1階の夜間休日受付窓口が案内されています。
夜間や休日に提出する予定なら、向かう前に受付場所や時間外の扱いを台東区の公式ページで確認しておくと安心です。



台東区役所の「夜間休日受付窓口」は本庁舎1階にあります。土・日曜日、祝日、および平日の早朝や夜間に、出生届や死亡届、婚姻届といった戸籍の届出のみを受け付けていますよ
よくある勘違いと注意点を見ておく
わたし自身も最初は、居住地でしか出せないものだと思っていました。実際には、届出人の住民登録地や出生地も提出先の候補になります。
もう一つ確認しておきたいのが、住所地や本籍地とは別の自治体へ提出した場合の、その後の手続きです。戸籍への記載時期などが気になる場合や、急ぎで戸籍証明書が必要な予定がある場合は、提出先や本籍地の自治体へ事前に確認しておくと安心です。
台東区で自分が最初に確認すること
まずは、出生証明書と母子健康手帳が手元にあるかを確認し、その次に「どこへ提出するか」を決めると動きやすくなります。
わたし自身、必要な書類がそろっているかを先に見るだけでも、その後に何を調べればよいか整理しやすくなると感じています。提出先を決めたら、受付場所と必要なものを公式ページで確認してから出かけるのが分かりやすい順番です。
里帰り中は、退院後の生活と手続きが重なりがちです。まずは期限と提出先を整理して、自分たちが動きやすい方法を選んでみてください。
















