「子育て支援、いろいろあるらしいけど結局どれが使えるの」と思ったことありませんか。制度の名前だけ調べると、種類が多くて申請の流れも見えにくくて、最初からちょっと疲れてしまうんですよね。
台東区の地域情報メディア『タイトウタイムズ』のエリア担当ライター、ハルです。台東区在住でITの仕事をしています。知人から子育て支援の話を聞くたび、まず場所と入口の分かりやすさから確認したくなるのがわたしの癖で、今回もその順番で記事を組みました。
この記事では、台東区の子育て支援制度のうち6制度についての対象・料金・申請の流れを制度ごとに整理します。制度の条件は変更の可能性があるため、利用前には必ず台東区の公式サイトか窓口でご確認ください。
子育て支援制度に何が含まれているか
「子育て支援」という言葉には、複数の種類の制度が含まれています。お金の支援だけでなく、子どもを預ける場所、体や育児の相談先、親子で立ち寄れる居場所まで、まとめてそう呼ばれているのです。
- 給付・助成
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手当、給付金、医療費の助成など。申請しないと受け取れないものが多い。
- 預かり・一時利用
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一時保育、ベビーシッター支援、ファミリー・サポート・センターなど。
- 相談
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育児相談、産前産後の健康相談、子育て総合相談など。電話・来所どちらも対応。
- 居場所・ひろば
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子育て支援センター、親子ひろばなど。当日に立ち寄れる施設もある。
一度にすべてを調べようとすると情報量に圧倒されます。今どれが気になっているかを一つ決めてから動くほうが、入口が見えやすくなります。
まず「何に使いたいか」で考える
台東区の子育て支援制度は、目的によって使い先が変わります。妊娠中の相談なのか、産後の体のケアなのか、家事を頼みたいのか、医療費を抑えたいのか。一覧を見る前に、今どれが気になっているかを一つ決めておくと動きやすいです。
特に「あったかハンド」と「子育て利用券」は似ているようで対象が違い、同時利用もできない仕組みになっています。先にどちらを使うか決めてから調べるほうが迷いにくいです。
対象条件で迷いやすい三つの場面
迷いやすいのが、子どもの月齢・世帯収入・台東区への転入時期によって対象が変わるケースです。「対象外かと思ったら使えた」という話も珍しくありません。
- 子どもの年齢・月齢で対象が変わる制度
- 世帯収入で自己負担額が変わる制度
- 転入後の居住期間が条件になる制度
- 他の制度と同時利用できない制度
案内文を読んで迷ったときは、窓口に直接確認するほうが早く動けます。公式情報は定期的に更新されるため、最新版を見ることが前提になります。
申請が必要な制度と案内される制度の違い
台東区の子育て支援には、自分から申請しないと使えないものと、妊娠届や出生届の流れで案内されるものがあります。後者は手続きの中で自然に知らされることが多いですが、前者は自分で動く必要があります。
助成や給付金は申請が前提のため、案内を待っているだけでは受け取れないものがほとんどです。制度名を知ったら早めに申請条件を確認しておく価値があります。
妊娠中から未就学期、時期ごとに変わるもの
子育て支援の制度は、妊娠中・出産後・0歳から未就学期など、子どもの時期によって対象になる制度が変わります。妊娠中は「ゆりかご・たいとう面接」(台東区の妊婦向け面接相談)が入口になり、出産後はヘルパー支援や産後ケアに移行していく流れです。
時期を過ぎると使えなくなる制度もあるため、今いる時期で使える制度を先に確認しておくと、後から後悔しにくくなります。
ゆりかご・たいとう面接で最初の一歩を踏み出す
妊娠届を提出した方を対象に、台東区の保健師や助産師が面接を行う相談支援です。台東保健所または浅草保健相談センターの2か所で受けられます。
この面接は無料で、電話予約で動けます。実際に使いやすい理由のひとつは、この面接を受けることが産後ケア事業や「あったかハンド」を利用する際の条件のひとつになっていること。妊娠が分かったら、ここを先に済ませておくと後の手続きが楽になります。
面接後には「育児パッケージ(こども商品券1万円分)」と「妊婦支援給付金(5万円)」の受け取りにもつながります。妊娠したらまず面接の予約だけ入れる、それが台東区では一番動きやすい入口です。
産後ケア事業で体を回復させる時間をつくる
産後1年未満の母子を対象に、宿泊・日帰り・外来・訪問の4タイプで体の回復や育児相談を支援する事業です。合計7日まで利用できます。
令和8年4月から利用者負担額が改定されています。課税世帯では、区が宿泊型に27,000円、日帰り型に17,000円を負担し、差額が自己負担となる仕組み。
施設の予約は区の保健師が調整する流れなので、直接施設に連絡しても申し込めません。ゆりかご面接や保健センターへの相談が入口になります。最新の負担額は台東区公式サイトで確認してみてください。
あったかハンドで家事の負担を少し軽くする
家庭内に妊婦または乳幼児を介助する方がおらず、家事が困難な台東区在住の家庭を対象に、ヘルパーが訪問する事業です。母子手帳取得時から生後3年の前日まで使えます。
- 利用時間
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月曜~土曜の9時~17時(日曜・祝日・年末年始を除く)
- 料金
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1時間300円(世帯収入により減免あり)、1日4時間まで
- 利用の条件
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ゆりかご面接・乳児家庭全戸訪問・3〜4か月児健診のいずれかを受けていること
- 申し込み先
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区に申請後、CaSy・ベアーズ・ジョサンシーズ等の指定事業者に連絡して利用
事業者ごとに最低利用時間や対応サービスが違うので、予約の前に各事業者のページを確認しておくと安心です。
一時預かりを探すときの注意事項
「子どもを一時的に預けたい」と思っても、目的によって使える制度が変わります。急な用事・育児の疲れ・仕事などで対象制度が違うことがあるため、まず何のために預けるかを整理してから調べると動きやすいです。
令和8年4月から台東区の一時預かりは「あずかりすくすくサポート」として受付を統一。電子申請(LoGoフォームを使った区の電子手続きシステム)で前月1日から受け付ける仕組みになっています。
ベビーシッター支援で一時的な預け先を確保する
東京都のベビーシッター利用支援事業に台東区が参加しており、1時間あたり2,500円の補助が受けられます。年間144時間が上限です。
見落としやすいのが対象年齢の範囲で、台東区は23区の中で小学1年生から3年生まで対応している点が他区と異なります。利用者負担は事業者・プランによって変わるため、契約前に各事業者のサイトで確認が必要です。

小学生も対象になるのは台東区ならではの特徴です
子育て利用券でヘルパー費用の一部を助成してもらう
台東区社会福祉協議会のファミリー・サポート・センターが窓口で、就学前の子どもがいる家庭に、指定事業者のホームヘルパー費用を助成する利用券を交付します。
1時間あたり1,000円を助成、年間60時間まで。あったかハンドまたはひとり親家庭ホームヘルプを受給中は利用できないため、どちらを先に使うかは事前に確認してください。
子ども医療費助成で受診の負担を減らす
台東区内在住で健康保険に加入している子どもが対象で、医療機関での自己負担分を助成します。「マル子」「マル青」の医療証を交付する仕組みです。
| 対象年齢 | 所得制限 | 医療証の種類 |
|---|---|---|
| 0歳~中学3年生 | なし | マル子医療証 |
| 高校1年生~18歳年度末 | 保護者の所得が一定基準以下 | マル青医療証 |
都内の医療機関では健康保険証と医療証を提示するだけで窓口負担が助成されます。申請先は台東区役所1階の子育て・若者支援課か各区民事務所。交付まで約2週間かかるので、出生後は早めに動いておくと余裕が出ます。
申請の流れを制度でまとめて確認する
上記の子育て支援制度はそれぞれ申請先が違います。一か所にまとまっているわけではないので、制度ごとの入口をざっくりと覚えておくと動きやすいです。
台東保健所または浅草保健相談センターに電話で予約します。
ゆりかご面接後、台東区子ども家庭支援センターまたは保健センター経由で申請します。
ベビーシッター支援は対象事業者と契約後、子育て利用券はファミリー・サポート・センターへ申請します。
区役所1階の子育て・若者支援課か各区民事務所で申請します。
申請前に確認しておくと迷いにくい2つのこと
制度を調べるうちにわたしが一度止まったのは、「あったかハンド」と「子育て利用券」が似ているようで対象・条件・申請先がすべて違う点です。
- あったかハンドと子育て利用券は同時に使えない
- ベビーシッター支援の対象事業者への入会が別途必要
- 子ども医療費助成は交付まで約2週間かかる
- 産後ケアは自分で施設に直接申し込めない
特に産後ケアの申込ルートは見落としやすい部分です。施設に直接電話しても申し込めないので、先にゆりかご面接か保健センターに相談しておくのが無難かなと思います。
台東区の公式情報と問い合わせ先を使い分ける
子育て支援制度は窓口が分かれているため、最初にどこへ連絡するかが迷いどころです。子育て全般の相談は子ども家庭支援センター庶務担当(03-6458-1566)が入口として案内されています。
産前産後の体調相談は浅草保健相談センター(03-3847-9405)へ。どれに当てはまるか分からない場合は、まず区役所の子育て・若者支援課に一本確認するほうが早く動けます。台東区の公式サイトには「子育て手続きガイド」もあり、制度候補を案内形式で調べられます。
今週、気になる一つだけ連絡してみてほしい
子育て支援制度を一度に使おうとすると情報量に圧倒されます。今週末、この記事で気になった制度を一つだけ選んで、台東区の公式サイトか窓口の電話番号をメモしてみてください。
わたしは場所や窓口の入口が分かりにくいと後回しにしがちな性格なので、まず一本電話できるかどうかが動けるかどうかの分かれ目だと感じています。ゆりかご面接であれば予約の電話一本が実質の最初の一歩です。
使えると思っていなかった制度が対象になっていた、というケースは意外と多いです。今日少しだけ調べてみた分だけ、動けるタイミングが早くなったらうれしいです。
子育て支援制度一覧
| 制度名 | 対象者 | 料金目安 | 申請・利用方法 | 所得制限 |
|---|---|---|---|---|
| ゆりかご・たいとう面接 | 妊娠届を出した台東区在住の妊婦 | 無料 | 台東保健所または浅草保健相談センターに電話予約 frau-zwiebel | なし |
| 産後ケア事業 | 産後1年未満の母子(台東区在住) | 宿泊型:区負担27,000円・日帰り型:同17,000円(課税世帯)go2senkyo | ゆりかご面接後に保健師が施設を調整 pulmo | 世帯収入により負担額が変わる |
| あったかハンド(産前産後支援ヘルパー) | 台東区在住・家事困難な妊婦または乳幼児(生後3年未満)のいる家庭 | 1時間300円(減免あり)shuplus | 区に申請後、指定事業者に連絡して利用 shuplus | 世帯収入により減免あり |
| ベビーシッター利用支援(事業者連携型) | 台東区在住・一時保育が必要な家庭(小学3年生まで対応) | 1時間約150円〜(補助2,500円/時)smartsitter | 対象事業者と契約後に利用。区への登録が必要 go2senkyo | 要確認 |
| 子育て利用券(家事援助利用券) | 台東区在住・就学前の子のいる家庭(あったかハンド非受給者) | 1時間1,000円助成・年間60時間上限 taitoshakyo | 台東区社会福祉協議会ファミリー・サポート・センターに申請 taitoshakyo | なし |
| 子ども医療費助成 | 台東区在住・0歳〜18歳年度末の子のいる家庭 | 自己負担分を助成(実質無料〜減額) pulmo | 区役所子育て・若者支援課または区民事務所に申請 pulmo | 高校生以上は所得制限あり |












