【台東区】要介護認定申請、相談先は区役所と地域包括どちら

親の入院先で急に介護保険の話が出て、何から手をつければいいのか分からなくなった、ということがあります。台東区でどこに相談すればいいのか、家族だけで進めていいのか迷う場面もありますよね。

『タイトウタイムズ』でエリア担当ライターをしているナッシーです。わたしは台東区在勤で健康に関わる仕事をしていますので、こういったことに少しは知識があります。

要介護認定の話が急に出たとき、まずどこへ相談し、何を準備すればよいのか。申請の入口から認定までの流れと、待っている間に確認しておきたいことを順番に見ていきます。

目次

全体像

全体の流れ

(※1)非該当の場合でも、心身状況等を確認する基本チェックリストの結果によって事業対象者と判定されると、サービス・活動事業を利用できます。
(※2)要介護度によっては、利用できないサービスがありますので、区や地域包括支援センターやケアマネジャーなどにご相談下さい。
(※3)訪問介護・通所介護につきましては、サービス・活動事業をご利用ください。

利用できるサービスとは

一般介護予防事業は、地域に住む65歳以上のすべての高齢者が利用できます。

介護予防・生活支援サービス事業(サービス・活動事業)の対象は65歳以上で「基本チェックリスト」で事業対象者と判断された方と要支援1・2の方です。

これら二つを総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)といい、市区町村が運営し、住み慣れた場所での自立を支える取り組みとなります。

介護保険サービスは国の介護保険制度によって基準や料金が全国一律となっています。これは大きく三つにわかれます。

地域密着型サービス(住み慣れた地域で暮らす人向け)、居宅サービス(自宅で暮らす人向け)、施設サービス(施設に入所する人向け)です。

まずは大雑把にこのようなことを知っておけば大丈夫です。

要介護認定が話題に出る場面

要介護認定は、退院後の生活を考え始めたときや、家族だけでの介護が難しくなってきたときに検討することがあります。入院中なら、病院のソーシャルワーカーなどから案内されて初めて制度を知ることもあります。

急に話が出ると、申請後すぐに何かを決めなければならないように感じるかもしれません。実際には、申請後に認定調査や主治医意見書の作成、審査などの手続きがあります。

台東区で最初に確認したい窓口

台東区で要介護認定を申請する場合は、区役所介護保険課や地域包括支援センターが相談先になります。どちらに連絡すればよいか迷ったら、区役所介護保険課で相談内容を伝え、申請先や次の動きを確認すると進めやすくなります。

(手続き上は地域包括支援センターで受付した場合も、申請書類は区役所介護保険課へ到着するため、まずは区役所介護保険課での相談をおすすめしていますが、地域包括支援センターとの縁がある場合はそちらの方が話しやすいと思います)

窓口の名称や受付時間、地域包括支援センターの担当区域などは、訪問や連絡の前に台東区の公式情報で最新の内容を確認すると迷いにくくなります。

ナッシー

地域包括支援センターは、あさくさ、やなか、りゅうせん、くらまえ、まつがや、たいとう、ほうらいの7施設あります

地域包括支援センターの役割

地域包括支援センターは、高齢者やその家族の相談を受け付ける地域の相談窓口です。介護保険の申請を考えているものの、何から始めればよいか分からないときにも相談できます。

台東区内には複数のセンターがあり、地域ごとに担当が分かれています。自分の地域を担当するセンターが分からない場合は、台東区の公式ページで担当区域と連絡先を確認してから連絡するとスムーズです。

申請できる人と進め方

要介護・要支援認定は、本人または家族が申請できます。また、地域包括支援センターや指定居宅介護支援事業所などに代行してもらえる場合もあります。

本人が申請する場合

必要書類を確認し、窓口や利用できる申請方法に沿って手続きを進めます。

家族が申請する場合

申請に必要な書類や本人確認書類などを、事前に公式案内で確認してから進めます。

すでにケアマネジャーが決まっている場合などは、申請の進め方について相談できることがあります。自分たちだけで判断せず、現在の状況を伝えたうえで確認すると無理がありません。

申請前にそろえたい情報

申請前には、介護保険被保険者証の場所と、主治医の情報を確認しておくと進めやすくなります。医療機関名だけでなく、住所や電話番号、医師の名前など、申請時に必要となる情報を確認しておきましょう。

このほかにも、申請方法によって本人確認書類などが必要になります。入院中に申請を考えている場合も、手元にあるものだけで判断せず、台東区の公式ページで必要書類を確認してから準備すると二度手間を減らせます。

主治医意見書と認定調査の関係

申請後は、主治医意見書の作成と認定調査が進められ、その後の審査を経て認定結果が決まります。

認定調査の日程調整や主治医意見書の作成状況などによって、手続きに時間がかかる場合があります。申請時には、その後のおおまかな流れや、家族側で対応が必要なことを聞いておくと状況を追いやすくなります。

認定までの間に見ておきたいこと

申請してから結果が出るまでの間は、今後どのような支援が必要になりそうかを家族で整理しておく時間にもできます。サービス名まで決める必要はありませんが、今困っていることを書き出しておくと、相談時に伝えやすくなります。

  • 本人や家族が困っていることを整理する
  • 自宅での介護の負担を書き出す
  • 連絡がつく家族の窓口を決める

なお、認定結果が出る前のサービス利用については、本人の状況によって確認が必要です。急いで支援が必要な場合は、結果を待つだけにせず、区の窓口や地域包括支援センター、ケアマネジャーなどに相談してください。

要支援と要介護の違い

要介護・要支援認定では、要支援1・2、要介護1〜5などの区分があります。認定された区分によって、相談先や利用できるサービスが異なる場合があります。

ただし、同じ認定区分でも、本人が困っていることや家族の介護状況はそれぞれ違います。区分だけで必要な支援を決めつけず、認定結果が出たら相談先と一緒に次の動きを考えるのが現実的です。

よくある失敗と注意点

注意したいのは、申請すればすぐに認定結果や利用するサービスの内容まで決まると思い込んでしまうことです。申請後には、認定調査や主治医意見書の作成、審査などの手続きがあります。

ナッシー

申請後の流れと、急ぎで支援が必要な場合の相談先を確認しておきましょう

申請してすぐ認定結果や利用内容が確定するわけではないことを家族内で共有し、急ぎの場合は早めに相談先へ状況を伝えておくと動きやすくなります。

思い込みを避けるための確認方法

ネットの体験談だけを頼りに、認定までの期間や結果を先読みするのは避けたほうがよさそうです。本人の状況によって手続きの進み方は異なるため、台東区の公式情報や窓口での案内を確認しながら進めましょう。

STEP
相談先を決める

区役所の担当窓口や、担当区域の地域包括支援センターを確認して連絡します。

STEP
必要情報をそろえる

被保険者証の場所や主治医の情報を確認し、必要書類を公式案内で確認します。

STEP
申請後の流れを聞く

認定調査や主治医意見書など、申請後の流れと家族側で必要な対応を確認します。

最後にわたしからの一言

今日か明日、少し時間ができたら、かかりつけ医の名前と被保険者証の場所をメモに残してみてください。それだけでも、いざ相談するときに確認することがひとつ減ります。

わたし自身、家族の手続きで慌てた経験があるので、先に情報をひとつでも控えておくだけで気持ちが違うと感じています。台東区の窓口や、自分の地域を担当する地域包括支援センターの連絡先も、あわせて確認しておくと次に動きやすくなります。

全部を一度に調べる必要はありません。まずは「相談先」と「主治医の情報」の2つから確認してみてください。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

ライター・(左から)ハル、ナッシー

台東区に暮らすハルです。地域情報メディア『タイトウタイムズ』で、地域の日常に役立つ情報をナッシーとともにお届けしています。

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