【台東区】ASAKURA ZOO 2026、朝倉彫塑館の会期・料金・アクセス

谷中の路地を歩いていると「ASAKURA ZOO 2026」というポスターが目に入り、名前だけでは動物園なのか展覧会なのか、一瞬迷う方もいるかもしれません。

地域情報メディア『タイトウタイムズ』のエリア担当ライター、ハルです。上野から谷中、浅草のあたりを通ることが多く、気になる催しを見つけると、まず駅からの行き方や休館日を確認しています。

今回は、台東区立朝倉彫塑館の特別展「ASAKURA ZOO 2026」について、展示内容、会期や料金、工事中の注意点、谷中で合わせて立ち寄る場所を紹介します。

因みに他の台東区の主な美術館・博物館での展示まとめはこちらを。

目次

動物園ではなく動物彫刻の特別展

「ZOO」という言葉から動物園を連想する方もいるかもしれませんが、会場は台東区立朝倉彫塑館です。動物との触れ合いや遊具を楽しむ催しではなく、彫刻家・朝倉文夫の動物彫刻を紹介する特別展です。

朝倉の動物彫刻に加え、本人が収集した美術工芸品の中から、身近な動物や昆虫を題材にした品も展示されます。

彫刻作品だけを見るのではなく、朝倉が動物をどのように見ていたのか、収集品と合わせてたどれるところが本展の特徴です。

ハル

動物園ではなく、動物を題材にした彫刻と工芸品の展覧会です。

※イメージ図

朝倉文夫と動物彫刻の位置づけ

朝倉文夫にとって、動物彫刻は彫刻家としての原点ともいえる分野です。

本展では動物彫刻が一堂に集まり、朝倉が収集した動物や昆虫を題材とする美術工芸品も紹介されます。作品と収集品の両方から、朝倉の「物を見る眼」に触れる構成になっています。

動物の種類だけで選ぶのではなく、姿勢や表情、体の動きがどのように表現されているかを見比べると、彫刻ならではの違いを探しやすそうです。

※イメージ図

会場は住居兼アトリエだった建物

会場の台東区立朝倉彫塑館は、朝倉文夫がアトリエと住居として使っていた建物です。現在の建物は1935年に建てられ、朝倉自身が設計しました。

鉄筋コンクリート造のアトリエ棟と木造の住居棟が組み合わされ、敷地全体は「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されています。

所在地

東京都台東区谷中7丁目18番10号です。

最寄り駅

日暮里駅北改札口の西口から徒歩5分ほどです。

会期中は外壁工事による見学制限がある

建物や庭園も見どころの施設ですが、2026年はアトリエ棟の外壁塗装工事が行われています。

工事期間中は屋上と南テラスを見学できません。アトリエ棟に足場が設置されるため、建物の外観や五典の池も通常より見えにくくなっています。

さらに、2026年10月から12月の間には、足場の撤去に伴う1週間程度の臨時休館が予定されています。具体的な日程は決まり次第案内されるため、秋以降に行く方は公式サイトの最新情報を確認してください。

建築や屋上庭園を主な目的にする場合は、今回見られる範囲を確認したうえで来館日を決めると、当日の行き違いを防げます。

会期と開館情報の見方

会期は2026年7月18日から12月27日までです。

開館時間は午前9時30分から午後4時30分までで、入館は午後4時までとなっています。

通常の休館日は月曜日と木曜日です。月曜日または木曜日が祝休日と重なる場合は開館し、代わりに翌平日が休館となります。

展示替えや工事による臨時休館もあります。曜日だけで判断せず、来館予定日の月別休館日を公式サイトで確認してください。

入館料と無料対象を確認

入館料は一般500円、小・中・高校生250円です。20人以上の場合は団体料金が設定されています。

台東区内在住の高校生相当年齢以下の方と、台東区内の学校に通う小・中・高校生は、身分証明書を提示すると無料です。

対象となる障がい者手帳や受給者証を持つ方と、その介護者も無料と案内されています。無料対象を利用する場合は、該当する証明書を忘れずに持参してください。

団体での入館を希望する場合は、事前連絡が必要です。館内では少人数に分かれ、時間差で入館する場合があります。

靴下と館内の移動に注意

朝倉彫塑館は、はきものを脱いで入館する施設です。漆塗りの床や畳廊下があるため、裏面にゴム材が付いていない靴下の着用が求められています。

脱ぎ履きしやすい靴で向かい、素足や滑り止め付き靴下を避けて準備しておくと、受付で慌てずに済みます。

また、公式サイトでは館内はバリアフリーに対応していないと案内されています。階段や足元の移動に不安がある方は、見学できる範囲や館内の状況を事前に確認してください。

館内で過ごす時間の考え方

公式サイトでは、標準的な観覧時間は案内されていません。作品をどの程度じっくり見るか、アトリエや住居部分まで見るかによって必要な時間は変わります。

最終入館は午後4時ですが、閉館は午後4時30分です。建物と展示の両方を見たい場合は、最終入館間際を避けて向かうほうが落ち着いて回れそうです。

  • 日暮里駅北改札口の西口から徒歩5分ほど
  • 月曜・木曜が基本の休館日
  • 入館時は指定に合う靴下を用意
  • 工事中は屋上と南テラスを見学できない

谷中で合わせて立ち寄れる場所

朝倉彫塑館の前後に谷中を歩くなら、日暮里駅側へ戻る流れで立ち寄れる場所があります。営業時間や参拝時の案内がある場所は、当日の情報も確認してください。

谷中銀座商店街

谷中銀座商店街は、全長約170メートルの通りに個人商店などが並ぶ商店街です。買い物や休憩を組み合わせたい方は、営業中の店を確認しながら歩いてみてください。

店舗ごとに営業時間や休業日が異なるため、目当ての店がある場合は店舗公式情報を確認してから向かうと安心です。

天王寺

天王寺は、日暮里駅や谷中霊園に近い寺院です。朝倉彫塑館から日暮里駅へ戻る途中に、谷中の寺町らしい風景に触れたい場合の候補になります。

参拝する際は境内の案内に従い、法要や墓参の妨げにならないよう静かに過ごしたいところです。

全生庵

全生庵は台東区谷中五丁目にある臨済宗国泰寺派の寺院です。

幕末から明治維新にかけて国事に殉じた人々の菩提を弔うために、幕末の剣豪・政治家として知られる山岡鉄舟がが発願して建てられました。本尊は、かつて江戸城の守り本尊だったという葵正観世音菩薩です。山岡鉄舟自身の墓も境内にあります。

境内には落語の名人として知られる初代三遊亭圓朝の墓所があり、山岡鉄舟との交流がきっかけだったとされています。圓朝が生前に収集した幽霊画のコレクションが所蔵されており、毎年8月11日前後に開催される「圓朝まつり」で虫干しを兼ねて一般公開されているとのことです。

撮影できる場所と条件を確認

館内では、一部のエリアや時間に限って写真を撮影できます。展示内容や混雑状況によって撮影できない場合もあるため、当日の案内表示と職員の案内に従ってください。

動画撮影やフラッシュ、一脚、三脚、自撮り棒、望遠レンズの使用は禁止されています。作品の接写や、古写真、解説シートの撮影もできません。

広告収入のあるSNSを含む営利目的の撮影や、モデルを伴う撮影には事前申請が必要です。地域メディアの記事用に館内を撮影する場合は、撮影前に館へ確認してください。

名前から想像しやすい内容との違い

「ASAKURA ZOO」という名前ですが、生きた動物を見たり、動物と触れ合ったりする催しではありません。朝倉文夫の動物彫刻と、動物や昆虫を題材にした収集品を鑑賞する展覧会です。

建物や庭園も見どころですが、2026年の会期中は工事による見学制限があります。通常時の朝倉彫塑館を紹介した写真や記事だけを見て向かうと、現地の状況が異なる可能性があります。

行く前に確認する順番

STEP
休館日と臨時休館を見る

月別の休館日と、工事に伴う臨時休館の最新情報を確認します。

STEP
見学できる場所を確認する

屋上や南テラス、庭園など、工事中に見られない範囲を確認します。

STEP
靴下と行き方を準備する

指定に合う靴下を用意し、日暮里駅西口からの道を確認します。

予定を立てるときに最初に見ること

最初に確認したいのは、来館予定日が開館日かどうかと、工事による見学制限です。特に秋以降は臨時休館が予定されているため、曜日だけで判断しないようにしてください。

日暮里駅からは徒歩5分ほどと案内されていますが、谷中の街歩きも組み合わせる場合は、暑さや休憩時間を含めて予定を考えたいところです。

休館日、工事による見学範囲、靴下の3点を確認してから、谷中で過ごす一日の予定に組み込んでみてください。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

ライター・(左から)ハル、ナッシー

台東区に暮らすハルです。地域情報メディア『タイトウタイムズ』で、地域の日常に役立つ情報をナッシーとともにお届けしています。

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