いつも届いていた区のメールマガジンが急に来なくなると、自分だけなのか、配信そのものが止まっているのか気になりますよね。台東区では10月13日から、運用会社への不正アクセスを受けて配信システムを停止しています。
地域情報メディア『タイトウタイムズ』のエリア担当ライター、ハルです。こうしたお知らせを見ると、わたしが最初に気になるのは、自分のメールアドレスがどうなっているのかという点です。
調べてみると、運用会社は15日に対象サービスの復旧を発表しています。一方、台東区は16日時点でも配信停止の案内を続けていました。この違いも含めて、現在の状況を見てみます。
たいとうメールマガジンは現在も区では停止扱い
台東区は10月13日11時から、たいとうメールマガジンの配信システムを緊急停止しました。運用会社で不正アクセスが確認され、影響範囲を調べるための措置です。
10月16日朝の台東区ホームページでも、メールマガジンは「配信システムが停止しています」と案内されています。区からの再開のお知らせは、まだ出ていません。
| 日付 | 確認された動き |
|---|---|
| 10月11日 | 運用会社が不審な挙動を確認 |
| 10月12日 | 侵入経路を塞ぐ応急措置を実施 |
| 10月13日 | 11時から対象サービスを緊急停止 |
| 10月15日 | 運用会社が対象サービスの復旧を発表 |
| 10月16日 | 台東区では配信停止の案内を継続 |
メールアドレス流出はまだ確定していません
台東区が公表しているのは、登録メールアドレスが流出した「可能性がある」という段階です。実際に何件が外部へ出たのかは、今のところ分かっていません。
登録者全員のメールアドレスが流出したと決まったわけではありません。運用会社では現在も、情報漏えいの範囲を調べています。
ハル六千九百二十二人全員の流出が確定したわけではありません
登録者六千九百二十二人が影響を受ける可能性
たいとうメールマガジンの登録者は、2026年9月末時点で6,922人です。これは、台東区が公表しているメールマガジンの登録者数です。
ただし、この6,922人がそのまま「流出した人数」という意味ではありません。現時点では、影響を受ける可能性がある登録者の人数として受け取るのがよさそうです。
- 現在分かっていること
-
登録者数は6,922人です。メールアドレス流出の可能性はありますが、台東区分の流出件数はまだ公表されていません。
不審メールはURLや添付ファイルを開かない
台東区が登録者に呼びかけているのは、不審なメールへの注意です。心当たりのない送信元から届いたメールは、不用意に開かないよう案内しています。
もし本文を開いてしまっても、添付ファイルや本文中のURLには触れないことが大切です。運用会社も、個人情報の入力を求める不審な連絡に注意を呼びかけています。
- 身に覚えのない送信元のメールを不用意に開かない
- メール内のURLをクリックしない
- 添付ファイルを開かない
- 氏名や住所、パスワード、口座情報などを入力しない
運用会社では十五日にサービス復旧を発表
運用会社のアルカディアは10月15日17時50分の第9報で、緊急停止していた対象サーバーを15時ごろに復旧したと発表しました。
侵入経路は遮断し、システム内に不正なプログラムがないことも確認したとしています。ただし、情報漏えいの範囲は引き続き調査中です。
運用会社全体の数字と台東区分は別です
運用会社は、SpeeCAN RAIDEN全体で漏えいした可能性のあるメールアドレスを最大約313万6,000件と公表しています。電話番号やFAX番号も調査対象になっています。
この数字は、台東区だけの件数ではありません。たいとうメールマガジンについて台東区が公表しているのは、登録メールアドレスが流出した可能性があるということです。
台東区からの再開案内はまだ出ていません
運用会社側では復旧が発表されていますが、台東区の案内は10月16日時点でも「停止しています」のままです。ここは少し分かりにくいところです。
運用会社のサーバーが復旧しても、たいとうメールマガジンの配信再開を台東区が発表したわけではありません。登録者は、区からの再開案内を待つことになります。
メール以外の区公式情報もあわせて使えます
メールマガジンが止まっている間も、台東区ホームページでは新着情報が更新されています。防災情報や区からのお知らせも、メール以外の方法で見ることができます。
普段はメールマガジンを中心に見ている人も、停止している間はホームページや区公式LINEを併用するとよいでしょう。必要なお知らせを見逃しにくくなります。
たいとうメールマガジンの停止や再開について、台東区ホームページを見ます。
心当たりのないメールはURLや添付ファイルに触れず、そのまま閉じます。
配信停止中はホームページや区公式LINEなどから必要な情報を探します。
区と運用会社の続報を分けて見ていきます
まず気にしておきたいのは、台東区から配信再開のお知らせが出たかどうかです。メールマガジンを普段利用している人は、それまでは区のホームページも一緒に見ることになります。
わたしも「運用会社が復旧したなら、メールも戻ったのでは」と最初は思いました。ところが、区の案内はまだ停止中。同じ復旧の話でも、意味は少し違いました。
登録しているメールアドレスに普段と違う連絡が届いたときは、URLや添付ファイルには触れないでください。被害範囲の調査は続いているので、台東区と運用会社それぞれの続報を待ちたいと思います。













