駐車場へ入ったときは通れた道路が、帰る時間には車両通行止め。そんな場面で「駐車場から出るだけなら大丈夫なのかな」と迷うことがあります。
地域情報メディア『タイトウタイムズ』のエリア担当ライター、ハルです。浅草周辺はイベント時の交通規制もあるので、車で行くなら駐車場の場所だけでなく、帰る時間まで見ておきたいと感じます。
規制時間中の出庫がどう扱われるのか、台東区で予定されている交通規制と警視庁の通行許可も合わせて確認しました。
規制中に道路を走れば違反になる
例えば、10時から14時まで車両通行止めの道路沿いに9時に駐車し、12時に出庫するケースです。これは違反かどうかわかりますか?
答えは「違反」となります。規制時間中に通行しているので問題になります。
入庫した時刻が規制前でも、実際に道路を走る12時は規制時間内。道路交通法第8条第1項では、標識などで通行を禁止された道路の通行を禁じています。
- 今回の例
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規制前に駐車していても、規制時間中に通行禁止道路を走れば違反になるという内容です。
見るべきなのは入庫より出庫の時刻
駐車した時点では問題がなくても、帰る時間に規制が始まっていれば状況は変わります。出庫後に走る時刻が規制中かを見る必要があります。つまり、駐車場の利用条件ではなく、出庫後に道路を走る時刻の交通規制が基準になります。
実は、ここがいちばん勘違いしやすいところで、駐車場を利用できたことと、その時間に周辺道路を通行できることは別の話です。ここは分けて考えたいところです。
浅草でも秋に車両交通規制を予定
台東区は2026年10月25日と11月15日、雷門通り・並木通りの一部で社会実験を実施します。歩行者空間の実験は11時から15時までです。場所は雷門一丁目交差点から吾妻橋交差点など、雷門通りと並木通りの一部区間です。
車両交通規制は両日とも11時から16時までの予定。実験終了後も撤去作業があるため、道路の規制時間は1時間長く設定されています。
- 10月25日は11時~16時に交通規制
- 11月15日は11時~16時に交通規制
- 雷門通り・並木通りの一部区間
社会実験終了後も交通規制は続く
見落としやすいのが、イベントや実験の終了時刻と交通規制の解除時刻が同じとは限らない点です。今回の浅草の社会実験は15時までですが、交通規制は16時まで予定されています。この時間差を知らずに15時で道路が開くと思うと、出庫時刻が規制中に重なる可能性があります。
わたしも時間だけを見るなら15時で終わると思いそうでした。公式ページを読み直すと、15時から撤去作業を始め、完了し次第規制を解除すると書かれています。
沿道の駐車場でも自動的な例外ではない
規制時間中は、沿道の住民であっても通行禁止道路を自由に通れるわけではありません。駐車場から出る必要があるだけで、自動的に規制対象外になるわけではありません。規制道路に面した駐車場だからといって、その駐車場利用者だけが自由に通行できる仕組みではありません。
「少しだけなら」と考えやすい場面ですが、標識で通行が禁止されている時間は同じ扱い。周囲に歩行者が多い時間ほど、自己判断で走らないことが大切です。
ハル入口へ入れたから帰りも通れるとは限りません
必要な事情があれば通行許可の制度
警視庁には「通行禁止道路通行許可」の制度があります。車庫への出入り、歩行が困難な人の送迎、荷物の集配など、やむを得ない理由がある場合が対象です。警視庁は申請理由や必要書類も案内しており、実際に許可されるかは個別に審査されます。
申請先は通行したい道路を管轄する警察署の交通規制係。手数料は無料で、e-Govからオンライン申請もできますが、許可証の交付は警察署などで受け取ります。
規制道路を通る事情がある場合は、計画の早い段階で管轄警察署の交通規制係へ相談します。
駐車場選びでは帰る時間まで見る
車で浅草へ行く日は、駐車場の営業時間だけでなく、周辺道路の規制開始と解除予定も確認したいところです。イベント開催日は、普段と同じ経路で戻れないことがあります。規制図が出ている日は、駐車場から大きな道路へ出るまでの経路も合わせて見ておきたいところです。
とくに沿道の駐車場は、入庫できる時刻と出庫後に走れる時刻を分けて考えると混乱しにくいです。規制図が出ている日は、入口と出口の方向も見ておくと安心です。
車で出かける日は帰り道を一度見る
今日、浅草へ車で行く予定があるなら、使う駐車場の周辺道路を地図で一度だけ見ておく。それだけでも、帰る時間に規制が重なる可能性へ気づきやすくなります。駐車場名だけでなく、帰る時刻と道路名まで一度確認します。数分で済む確認でも、当日の迷いはかなり減らせます。
わたしは出かけるとき、行きより帰りの時間を後回しにしがちです。でも交通規制がある日は、帰る時刻まで先に見ておくほうが気持ちに余裕が出ると感じます。
イベントの日は台東区や警視庁の最新案内も確認しながら、駐車場と帰り道を一緒に見てみてくださいね。













