ティラノサウルスレースって何?台東区から行ける2026年秋の東京開催を調べた

公園を見ていたら、ティラノサウルスの着ぐるみを着た大人たちが一斉に全力疾走。初めて映像を見ると、「これは何の大会?」と二度見したくなります。見た目は完全にお祭りですが、いま全国で開催が増えている「ティラノサウルスレース」です。

タイトウタイムズのナッシーです。台東区内で2026年秋の開催は確認できませんでしたが、10月25日に江東区大島、11月23日に夢の島でレースが予定されています。上野では本物のティラノサウルスの骨格を見られる場所もあるので、合わせて調べました。

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ティラノサウルスレースって何?着ぐるみのまま本気で走る

ティラノサウルスレースは、空気で膨らませるティラノサウルス型のスーツを着たまま走る競技です。巨大な頭と短い腕、長い尻尾を揺らしながら走るため、本人たちは真剣でも見た目はかなりシュールです。

日本ティラノサウルス競技連盟によると、始まりはアメリカ。ワシントン州の競馬場エメラルド・ダウンズで2017年に恐竜姿のランナーが走り、2019年には動画が話題になりました。日本では2022年4月に鳥取県大山町で初開催され、その後全国へ広がっています。

ただ走ればいい?実はちゃんと競技規定があります

面白イベントに見えても、公認レースにはルールがあります。競技連盟では中学生以上を「成獣」、小学生までを「幼獣」と区分。成獣は顔や腕、足をスーツの外へ出して走るのはNGです。

ゴール判定も恐竜の口先ではなく、中にいる人の胴体部分。スーツの窓を手で押さえて視界を広げるような走り方も認められていません。走りにくい姿のまま競うところまで含めて、ティラノレースというわけです。

10月25日は大島小松川公園で700体募集

2026年10月25日(日)は、江東区の大島小松川公園で公認レースが開かれます。大島中の橋商店街のハロウィンイベントの一つで、参加費は無料。成獣オス、成獣メス、幼獣を合わせて700体を募集するかなり大きな回です。

受付は9時30分予定、レース開始は11時から。参加には事前申込と自前のティラノサウルススーツが必要で、当日参加やレンタルはありません。2026年10月18日時点では募集中ですが、10月19日または20日に締め切る予定とされています。

参加しなくてもレースを見ることはできます。会場の大島小松川公園は都営新宿線「東大島駅」から徒歩約3分なので、「着ぐるみを買うところまではちょっと」という人なら観戦から入るのもありです。

11月23日は夢の島。こちらはレース以外もかなり濃い

もう少し先なら、2026年11月23日(月・祝)に「ティラノサウルスレース in ドリームアイランド」があります。会場は夢の島公園アーチェリー場で、9時45分から受付予定です。

こちらは走るだけではありません。個人競技や団体競技に加えて、ティラノファッションアワード、ティラノヨガ、音楽ライブ、ダンスタイムまで予定されています。もはや運動会とフェスの間のような内容です。

2026年10月18日時点の前売りは成獣2,000円、幼獣1,000円。レンタルスーツはありません。当日参加の場合は成獣3,000円、幼獣2,000円と案内されているため、参加するなら事前購入の方が安くなります。

見るだけでもいい?夢の島は人間のまま観戦できます

「面白そうだけど、恐竜になる勇気まではない」という人も大丈夫です。夢の島のイベントは、ホモサピエンス、つまり普通の人間の姿での観覧は予約不要・無料とされています。

前回2026年2月のドリームアイランドには286体のティラノが参加しました。走るレースだけでなく、ラジオ体操やヨガをする大量のティラノを眺めるのも、このイベント独特の楽しみ方です。

ハル

私はまず観戦から始めたいです。286体並ぶだけでもかなりの光景だと思います

台東区からなら夢の島も意外と行きやすい

夢の島公園アーチェリー場の最寄りは新木場駅です。JR京葉線、東京メトロ有楽町線、りんかい線が利用でき、駅から会場までは徒歩約7分。都営バス「夢の島」からなら徒歩約5分です。

台東区内の開催ではありませんが、都内のイベントとしては十分候補に入る距離です。しかも11月23日は月曜の祝日。子どもと「一度ティラノが走るところを見てみたい」という目的なら、日帰りで出かけやすい日程です。

ところでティラノのスーツは借りられないの?

大会によって違いますが、今回紹介した大島と11月の夢の島はいずれもレンタルなしです。大島では成獣について指定品または同等規格のティラノサウルススーツを各自で用意する必要があります。

幼獣は大会によって条件がやや柔軟で、大島ではティラノ以外の恐竜や手作り衣装でも参加可能とされています。一方、公認・公式レースでは競技規定があるため、購入前に参加予定の大会ルールを見るのが確実です。

台東区でティラノサウルスそのものを見るなら上野へ

残念ながら2026年10月18日時点で、台東区内のティラノサウルスレース開催予定は確認できませんでした。でも、ティラノつながりなら上野にはかなり強い場所があります。国立科学博物館です。

地球館地下1階には、ティラノサウルス「バッキー」の全身骨格レプリカが常設展示されています。2026年10月時点の常設展入館料は一般・大学生630円、小・中・高校生は無料です。

レース映像を見てティラノに興味を持った子なら、先に上野で本来の骨格を見てから着ぐるみレースを見るのも面白そうです。同じティラノでも、こちらは笑うより迫力があります。

なぜこんなに全国へ広がった?速さだけではないのが強い

ティラノレースが面白いのは、陸上経験がなくても参加する理由があるところです。本気でタイムを狙う人もいれば、衣装やティラノネームを楽しむ人、親子で出る人もいます。

一方で公認レースでは日本記録も残されていて、2026年2月の夢の島では50mと100mの記録も誕生しています。見た目はお祭り、走る側は意外と本気。この温度差が動画でも伝わりやすく、各地のイベントや町おこしへ広がった理由の一つなのでしょう。

「公式レース」と「公認レース」は同じではない

日程を見ていると「公式」と「公認」の2種類が出てきます。日本ティラノサウルス競技連盟では、連盟が主催するものを公式レース、別の主催者が競技規定に沿って申請・運営するものを公認レースとして区別しています。

10月25日の大島は公認レース、11月23日のドリームアイランドは連盟主催の公式レースです。どちらも競技として記録を狙えますが、会場の企画や参加方法は同じではありません。申し込むときは「ティラノレースなら全部同じ」と考えない方が分かりやすいです。

参加するなら、当日初めてスーツを着るのは避けたい

夢の島の案内では、事前に自宅などでスーツを試着するよう呼びかけています。電池を忘れたり、電池ボックスを開けるための小さなネジに当日気づいたりする例があるためです。

空気で膨らむスーツなので、普通の運動着で走るのとは勝手が違います。視界も狭く、競技中は顔や腕を出せません。参加を決めたら、まず一度膨らませて歩いたり走ったりしておく方が当日慌てずに済みます。

まずは10月25日か11月23日、見る側からでも楽しめる

2026年秋に東京で見るなら、直近は10月25日の大島小松川公園、その次が11月23日の夢の島です。大島は参加無料ですが事前申込制、夢の島は有料参加で、人間のままの観覧なら無料です。

台東区内でレースは見つかりませんでしたが、上野にはティラノサウルスの常設展示があります。「本物の姿を上野で見る→大量のティラノが走るところを見に行く」という順番なら、恐竜好きの子どもにもかなり分かりやすい週末コースです。

走ってみたくなったら次はスーツを用意して参戦。そこまで行くかは別として、何百体ものティラノが一斉にラジオ体操をして走る光景は、一度くらい現地で見てみたくなります。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

ライター・(左から)ハル、ナッシー

台東区に暮らすハルです。地域情報メディア『タイトウタイムズ』で、地域の日常に役立つ情報をナッシーとともにお届けしています。

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