「大曲の花火、行ってみたいな」と思いつつ、現地への移動や宿の確保を考えると、そこで気持ちが止まってしまう。そんな方も多いのではないでしょうか。上野から夜行列車で向かえるなら、少し話が変わってきませんか?
タイトウタイムズのナッシーです。上野から秋田方面へ向かう臨時夜行列車の話題が気になりました。日帰りが難しい花火大会を、移動ごと楽しめる選択肢として見られるのか、公式情報をもとに整理してみます。
今回は、列車の基本情報、ツアーの内容と料金の目安、申込前に押さえておきたいことの順で見ていきます。
上野発の夜行列車で大曲へ向かえる
JR東日本びゅうツーリズム&セールスでは、2026年8月に団体臨時列車「夜行E653系『大曲の花火』満喫号」で行くツアーを販売しています。E653系の座席夜行列車を利用し、上野駅発着で「第98回全国花火競技大会 大曲の花火」を見に行く内容です。
往路は上野駅を夜に出発して翌朝秋田駅に到着、復路は花火大会後の深夜に大曲駅を出て上野駅に戻ります。新幹線や飛行機で昼間に移動するのではなく、夜のうちに移動してしまうのが、この列車の大きな魅力だと私は感じています。
往路・復路それぞれの発着時刻
発着時刻は公式ツアー情報をもとにしています。今後変更になる場合があるため、申込前には公式サイトで最新の行程を再確認してください。
| 区間 | 発車 | 到着 | 運転日 |
|---|---|---|---|
| 上野→秋田(往路) | 21:58発 | 翌8:06着 | 8月28日(金) |
| 大曲→上野(復路) | 1:29発 | 11:53着 | 8月30日(日) |
所要時間は往路が約10時間8分。復路は大曲駅を深夜1時台に出発する予定のため、花火大会の最後まで観賞しやすい行程です。途中、往路は酒田駅と羽後本荘駅、復路は長岡駅で休憩のためドアが開く予定ですが、改札の外には出られない案内になっています。
大曲の花火は8月29日夕方から始まる
「第98回全国花火競技大会」は、2026年8月29日(土)に開催予定です。打ち上げ数は約1万8000発で、全国の花火師が技を競う大会として知られています。
打ち上げ時間は、昼花火が17:10から18:00、夜花火が19:00から21:30の予定です。会場は秋田県大仙市の「大曲の花火」公園(大曲雄物川河畔)です。荒天の場合は延期や中止となる場合があるため、大会の最新情報は「大曲の花火」公式サイトや大仙市の案内で確認してください。

ツアー申込はどこから、いつできるか
この臨時列車は、通常の乗車券として単独で買う形ではなく、旅行商品として申し込む形です。販売窓口はJR東日本びゅうツーリズム&セールスの「日本の旅、鉄道の旅」サイトです。
すでに2026年分のツアーが掲載されているため、関心のある方は早めに空席状況と料金を確認しておくとよさそうです。花火大会に合わせたツアーは、日程や座席種別によって状況が変わりやすいので、気になった時点で見ておくのが安心です。
グリーン車と普通車、料金の目安
座席の種別は、グリーン車指定席プランと普通車指定席プランが用意されています。グリーン車は夜行での移動を少しでも楽に過ごしたい方に向いています。
2026年6月時点の公式ツアー一覧では、グリーン車指定席プランが大人1名82,000円、普通車指定席の各プランが大人1名70,000円で掲載されています。料金や空席は変わる可能性があるため、申込前には必ず公式サイトの最新表示を確認してください。
ツアー内容に含まれるもの・含まれないもの
ツアーには、団体臨時列車の座席と、花火大会の有料観覧席(イス席)が含まれます。場所取りの心配を減らして着席で観賞できる点は、私がいちばん気になったポイントです。
- 含まれるもの
-
団体臨時列車の座席(グリーン車または普通車指定席)、花火大会の有料観覧席(イス席)、行程上で指定された列車移動
- 各自で確認・準備したいもの
-
食事、秋田市内での自由行動中の移動費、飲み物、雨具、防寒着、歩きやすい靴、モバイルバッテリーなど
秋田駅から大曲駅への移動は、プランごとに利用する列車が設定されています。普通車指定席プランでは、利用する「こまち」の号数によってプランが分かれているため、秋田での自由時間をどう使うかも含めて選ぶことになります。
混雑や宿泊の心配はどうなるか
大曲の花火は大規模な大会で、大曲周辺の宿泊施設は大会前後に取りにくくなることがあります。このツアーは往復とも車中泊を前提にした行程なので、現地の宿を確保しなくても参加を検討しやすいのが特徴です。
一方で、大曲駅から観覧席までは片道40〜60分ほど歩く案内があります。花火終了後も同じように駅まで歩くことになるため、靴や荷物の量はかなり大事です。会場は22時頃に閉鎖される案内もあるため、深夜1時台の出発までどう過ごすかも事前にイメージしておくと安心です。
対象はどんな人、何人から申し込めるか
ツアーは一般向けの旅行商品として発売されています。公式ツアー一覧では「1名から申込OK」と表示されているプランがあり、普通車指定席・グリーン車指定席などから選ぶ形です。
- 1名から申し込めるプランあり
- グリーン車指定席プランと普通車指定席プランあり
- 普通車指定席プランは、秋田駅から大曲駅へ向かう列車の号数でプランが分かれる
- 申込窓口は「日本の旅、鉄道の旅」(JR東日本びゅうツーリズム&セールス)
子どもの参加条件はプランによって異なる可能性があります。グリーン車指定席プランでは小学生・未就学児の参加ができない旨の注意事項もあるため、家族での参加を検討する場合は、必ず申込ページの対象条件を確認してください。
申込前に押さえておきたいこと
公式サイト・申込ページで確認すべき点を整理しておきます。
「日本の旅、鉄道の旅」サイトで2026年8月の大曲の花火ツアーを検索し、空席の有無と現在の料金を確認します。
グリーン車か普通車か、秋田駅から大曲駅へ向かう列車をどうするかで、行程や料金が変わります。同行者の有無や秋田での過ごし方を先に考えておくと選びやすくなります。
秋田駅到着から大曲駅への移動まで自由時間があります。秋田市内で食事や観光をしたい場合は、乗車する列車の時刻と自由行動の時間を見ておきましょう。
大曲の花火は荒天時に延期や中止となる場合があります。大会側の案内だけでなく、ツアーとしての返金・代替行程・延期時の取り扱いも申込前に確認しておくと安心です。
公式サイトで確認できる最新情報
発着時刻や料金、空席状況、参加条件は変更になる場合があります。この記事で紹介している数字は、確認時点の目安として見てください。
申込前には必ず「日本の旅、鉄道の旅」(JR東日本びゅうツーリズム&セールス)の公式サイトで最新情報を確認してください。大曲の花火大会の開催情報は、大仙市および「大曲の花火」公式サイトでも確認できます。
ナッシー話題になっているなら、一目だけでも見に行きたいと思うのが私の性分です
まずは空席と行程だけでも見ておきたい
「日本の旅、鉄道の旅」のサイトで「大曲の花火」と検索すると、現在掲載されているツアーの空席状況や料金を確認できます。申し込みを決めていなくても、まず状況を見るだけで、行けそうかどうかの判断がしやすくなります。
私自身、花火大会に行くとなると、宿と移動をどう段取りするかでまず気持ちが止まりがちです。往復の移動と観覧席がひとつになっているツアーは、その止まる場所を少し越えやすくしてくれる仕組みだと感じました。
夏の夜、上野から列車に乗って朝の秋田へ向かう。そんな旅のかたちが気になる方は、出かける前提でなくても、まず公式サイトで料金・空席・参加条件の3つを見ておくとよさそうです。













