【上野駅】Suicaが使えない専用改札の理由|クレカ・QRを分けて実証

上野駅で見慣れない木目調の改札を見かけでも、朝の忙しい時だと何も考えずにSuicaやPasmoをかざしてしまうかもしれません。

地域情報メディア『タイトウタイムズ』のエリア担当ライター、ハルです。以前の記事で銀座線の上野駅の改札では、木目調の専用が導入された事を記事にしましたが、今回は追加の記事で、なぜSuicaが使えないのか調べました。

上野駅の専用改札について、設置場所、Suicaとの違い、クレカとQRの利用方法、専用通路にした理由、実証実験の期間まで紹介します。

目次

上野駅にクレカ・QR専用改札が登場

東京メトロ銀座線上野駅では、2026年7月31日からクレカ乗車とQR乗車券に対応する専用改札機が設置されています。東京メトロと高見沢サイバネティックスによる実証実験です。

上野駅の専用機は明るい木目調で、長さは既存の改札機とほぼ同じ。扉は4枚で、普段見ている改札とはかなり雰囲気が違います。詳しくは下記記事でも触れています。

項目内容
設置開始2026年7月31日
設置場所JR上野駅方面改札
通路数11通路のうち1通路
外観明るい木目調・4枚扉
設置予定2027年2月頃まで

専用改札ではSuicaとPASMOが使えない

一番気をつけたいのは、この木目調の改札が普通の改札ではないことです。使えるのはクレジットカードなどのタッチ決済と、対応するQR乗車券だけです。

SuicaやPASMOは専用改札では使えません。紙のきっぷにも対応していないため、いつものようにタッチしても扉は開きません。

ハル

新しい改札だから何でも使えるわけではないんですね

設置場所はJR上野駅方面改札の1通路

専用改札があるのは、銀座線上野駅のJR上野駅方面改札です。11通路すべてが変わったわけではなく、そのうち1通路だけ。ここを知っていると、現地で見たときの印象もだいぶ違います。

わたしならJR上野駅へ乗り換えるときほど、木目調の改札を見つけたら一度手元を確認します。Suicaなのかクレカなのかで、通る改札が変わるからです。

使えるもの

対応するクレカなどのタッチ決済とQR乗車券です。

使えないもの

Suica、PASMOなどの交通系ICカードと紙のきっぷです。

Suica廃止を意味する実験ではない

専用改札でSuicaが使えないと、「これからクレカ中心になるのかな」と感じる人もいるかもしれません。ただ、今回の実験は交通系ICカードをなくすという話ではありません。

東京メトロでは、交通系ICカードもこれまで通り利用できます。SuicaやPASMOを使う人は通常の改札を利用すればよく、上野駅で使えなくなったわけではありません。

クレカ乗車はカードをそのままタッチ

クレカ乗車では、タッチ決済に対応したクレジットカードなどを改札の読み取り部へかざします。対応カードを設定したスマートフォンなどでも利用できます。

こちらはQR乗車券と違い、乗る前に乗車券を買っておく必要はありません。普段Suicaを使わない人でも、対応するカードがあればそのまま改札を通れます。

QR乗車券はスマホで事前購入が必要

QRの場合は少し使い方が違います。スマートフォンなどで対象の乗車券を事前に購入し、利用するときに画面へQRコードを表示して改札の読み取り部へかざします。

つまり、駅に着いて木目調の改札を見つけてから、その場で何も準備せずQR乗車するものではありません。クレカ乗車との大きな違いはここです。

  • 東京メトロ24時間券(QR)
  • 東京メトロ・都営地下鉄共通1日乗車券(QR)
  • Tokyo Subway Ticket(QR)

専用に分けた理由は通過の違いを見るため

では、なぜSuicaにも対応する一台にしなかったのでしょうか。東京メトロは、処理速度が異なる乗車サービスごとに通路を分け、改札口全体をスムーズに通れるか試すためと説明しています。

ICやきっぷを使う通路と、クレカやQRを使う通路を分けて試しているわけです。新しい決済方法そのものだけでなく、実際の駅で利用者がどう通るのかも調べています。

木目調の外観にも実験の狙いがある

上野駅の専用改札が木目調なのも、単に見た目を変えたわけではありません。既存の改札とは違う機械だと利用者が気づけるのか、その外観も実験の対象になっています。

普段なら改札の色までじっくり見ない人も多いですよね。わたしもSuicaを持っていたら、そのまま反射的にタッチしそうです。見た目を大きく変えている理由を知ると、少し納得できます。

上野駅での設置は2027年2月頃まで

上野駅の木目調専用改札は、2027年2月頃まで設置される予定です。期間限定の実証実験なので、この形の専用改札がそのまま残ると決まったわけではありません。

現在の予定では2027年2月頃までです。実際の利用状況や改札口での人の流れなどを見ながら、使い勝手や課題を調べていきます。

STEP
手元の乗車方法を見る

Suicaなのか、クレカやQRなのかを見ます。

STEP
Suicaなら通常改札へ進む

交通系ICカードは木目調の専用改札では使いません。

STEP
クレカやQRなら専用改札を見る

JR上野駅方面改札にある木目調の1通路が目印です。

上野駅を使う前に専用改札を覚えておく

今日上野駅を使うなら、「木目調はクレカ・QR専用」と一つだけ覚えておくとよさそうです。Suicaを使うなら、いつもの通常改札へ向かえば問題ありません。

わたしは新しい機械を見ると、ちょっと使ってみたくなります。ただ、上野駅は乗り換えで急ぐことも多いので、今回のような専用機は何が使えるのかだけ知っておくほうが気楽だと感じました。

JR上野駅方面改札を通る機会があれば、木目調の1通路を少し見てみてください。普段使っている改札との違いが分かると、次に通るときは迷わずに済みそうです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

ライター・(左から)ハル、ナッシー

台東区に暮らすハルです。地域情報メディア『タイトウタイムズ』で、地域の日常に役立つ情報をナッシーとともにお届けしています。

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