台東区からのお知らせを見て、「え、うちの近所も歩道があるけど大丈夫かな」と思った方もいるかもしれません。名前は聞いたことがあっても、どんなクモで、実際どこに潜んでいるのか、イメージしにくい方は多いと思います。
こんにちは。地域情報メディア『タイトウタイムズ』で台東区エリアを担当しているナッシーです。健康に関わる仕事をしていることもあって、こういった生物に関する注意喚起のニュースはとても気になります。
今回は、東浅草で確認されたセアカゴケグモについて、どんな生き物なのか、見かけたときにどう動けばよいのか、万が一触れてしまったときはどうするのかをお伝えします。
東浅草でセアカゴケグモが見つかりました
令和8年6月24日(水曜日)、台東区東浅草2丁目の歩道沿いにあるガードレール付近で、セアカゴケグモが1匹確認されました。発見個体はすでに処理済みで、区が現場周辺を確認したところ、巣や卵などは見つかっていないとのことです。
現時点で、このクモに咬まれた方や健康被害の報告はありません。ただ、私がこのニュースを見て最初に思ったのは、「身近な場所にも潜んでいる可能性があるんだ」ということ。周辺では殺虫消毒も行われているとのことですが、屋外の暖かい場所を好む性質がありますので、気に留めておくとよさそうです。
セアカゴケグモはどんなクモなのか
セアカゴケグモは、オーストラリア原産の特定外来生物です。日本では1995年に大阪で初めて確認されて以来、全国各地で発見報告が続いています。
体長は雌で約1センチほど。腹部の背面に赤い縦すじがあることが名前の由来で、腹の裏側には砂時計のような赤い模様があります。毒を持つのは主に雌とされています。
どこにいることが多いのかを知っておく
日当たりのよい暖かい場所で、地面や人工物の隙間・裏側に営巣する習性があります。今回のガードレール付近というのも、そういった場所のひとつです。
- ガードレール・フェンスの隙間や裏側
- プランターや植木鉢の底
- エアコン室外機の裏や下
- 側溝や排水口の周辺
- 駐輪場の自転車タイヤ・ブレーキ部分の周辺
- 屋外に長期間置いてある靴や傘の中
上野から浅草周辺をよく歩く私も、つい気になるのが路肩の柵や放置気味の自転車のそば。こういった場所は意外と身近にあります。
触らなければ咬まれにくい、が大前提です
セアカゴケグモは攻撃性が低く、自分から人を追いかけてくることはありません。素手で触れようとしたり、うっかり触れてしまったりしない限り、咬まれることは少ないとされています。
ただ、靴の中に紛れ込んでいたり、植木鉢を動かしたときに触れてしまうようなケースもあります。屋外で作業するときは手袋を使うことが、いちばん取り入れやすい予防です。
ナッシー靴を外に出しているご家庭は、履く前に軽く確認する習慣をつけておくと安心です
見かけたときにできることと注意点
もし外出先でそれらしいクモを見かけた場合、まず触れないことが第一です。自分で動かそうとせず、近づきすぎないようにして、その場を離れることが基本になります。
- 発見した場合
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素手で触れず、台東区の窓口(環境清掃部 環境課 公害指導相談担当/電話:03-5246-1283)に連絡し、対応について確認してください。
- 自分で駆除する場合
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市販のピレスロイド系殺虫剤を吹きかけるか、底の厚い靴で踏みつぶす方法があります。特定外来生物のため、許可なく生きたまま持ち運ばないよう注意が必要です。
- 卵のうがあった場合
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殺虫剤が卵まで届きにくい場合があります。処理方法に迷うときは無理をせず、台東区の窓口や公式情報で確認してから対応すると安心です。
咬まれてしまったときの対処を知っておく
万が一咬まれた場合、まず傷口をすぐに流水で洗い流してください。その後、速やかに医療機関を受診することが大切です。
症状は、咬まれた部分の痛みや熱感から始まり、時間がたってから広がることがあります。小さなお子さんや高齢の方は重症化することもあるとされているため、気になる症状が出た場合は早めに医療機関へ相談してください。
病院へ行く際は、可能であれば咬んだクモを殺処分したうえで持参すると、診断の参考になる場合があります。無理に捕まえようとして、再び咬まれないようにしてください。
この時期に特に気をつけたい理由
セアカゴケグモの咬傷例は、日本では主に6月から10月にかけて報告されています。ちょうど今は、発見や接触に気をつけたい時期にあたります。
気温が上がると活動が活発になり、屋外で手を入れる場所や、普段あまり動かしていない物の近くで見つかることがあります。外出や作業が増える季節でもあるため、手を入れる前に一度見るだけでも予防につながります。
公式情報はここで確認できます
台東区への問い合わせ窓口は、環境清掃部 環境課 公害指導相談担当(電話:03-5246-1283)です。発見した場所や状況を伝え、対応について案内を受けると安心です。
セアカゴケグモの生態や駆除の詳細については、環境省の外来種対策ページにも情報があります。制度や対応の変更がある場合もあるため、実際に対応する前には公式情報をあらためて確認してください。
今週末の外出前に一度だけ確認を
難しいことをするわけではなく、玄関先の靴や屋外に出しているサンダル、プランターの底を軽く見てみるだけでも十分です。今週末の外出の前に、ちょっとだけ習慣にしてみてください。
健康に関わる仕事をしている私でも、「まさかこんな身近に」と思ったのが正直なところ。ガードレールのそばを歩く機会は日常的にありますから、こういった情報は気になりました。
今回のような情報は、知っているだけでも日頃の行動につながります。気になるクモを見つけた場合は無理に近づかず、必要に応じて台東区の窓口へ相談し、最新の情報は公式案内も確認してみてください。













