美術館で作品を見ていると、「これは何を描いているんだろう」と考え込むことがあります。上野の森美術館で始まった「よむよむ展」は、そんな時間も含めて絵を楽しめる展示です。
地域情報メディア『タイトウタイムズ』のエリア担当ライター、ハルです。上野で展示を見つけると、わたしは最初に場所と開館時間を調べます。今回は入場無料と知り、どんな作品が並ぶのかも気になりました。
会期は9月29日まで。7作品をどのように楽しむ展示なのか、解説の仕掛けや開館時間、上野駅からの行き方まで紹介します。
よむよむ展は九月二十九日まで無料開催
「よむよむ展」は2026年9月18日から29日まで、上野の森美術館で開かれています。会場はギャラリーで、開館時間は10時から17時です。
うれしいのは入場料が無料なこと。上野公園へ出かけた日に、少し美術館へ寄ってみたいという人にも立ち寄りやすい展示です。
- よむよむ展
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9月29日まで上野の森美術館ギャラリーで開催。10時から17時、入場無料です。
七作品をじっくり読む展示になっている

※展示作品のイメージをモノトーンにしています。これだけでも色々想像を掻き立てられますが、実物を見ると、もっと奥深く「なんだ、なんだ??」という空想へと誘ってくれるでしょう
展示されているのは、上野の森美術館が所蔵する7作品です。過去の「上野の森美術館大賞展」で受賞した作品から選ばれています。
テーマは「絵をよむ」。作品を眺めながら、何が描かれているのか、そこにどんな物語があるのか、自分なりに想像しながら楽しめます。
作品の横の問いから自分なりに考えてみる
作品の横には、鑑賞のきっかけになる問いかけがあります。最初から詳しい説明を読むのではなく、まず絵を見て、自分ではどう感じたのか考えるつくりです。

※展示作品のイメージをモノトーンにしたもの。実物はカラーで幻想的な風景がとなっており、より皆さんの目を楽しませ空想を広げてくれるでしょう
例えば上記作品では、風景の中に8匹の犬が隠れるように描かれています。2匹の犬が何を探しているのか想像してみるなど、謎解きのようにも楽しめます。
解説はすぐ読まず後から開く仕掛け
詳しい解説は最初から見えているわけではなく、ブラインドで隠されています。自分で作品を眺めたあとに開くと、作家の意図や作品の背景を知ることができます。
解説を読む前に自分の答えを考えるのが、この展示ならでは。思い描いていた内容と作家の言葉が違えば、その意外さも楽しみの一つになりそうです。
- 作品は7点
- 問いかけを読みながら鑑賞
- 隠れた解説はあとから読む
ハル答えを知らずに見る時間も面白そうですね
小中学生も楽しめる内容を目指した展示
担当学芸員は小中学生から楽しめる展示を目指したと話しています。美術の知識がなくても、作品の中にある手がかりを探すところから楽しめる内容です。
「絵はどう見ればいいのか分からない」という人でも、問いがあると作品に入りやすくなります。親子で同じ絵を見て、それぞれの答えを話してみるのも面白そうです。
会場は上野の森美術館ギャラリー
よむよむ展の会場は、上野の森美術館のギャラリーです。JR上野駅公園口から徒歩3分、東京メトロと京成電鉄の上野駅からは徒歩5分と案内されています。
わたしは最初、本館で見る展示だと思っていましたが、会場はギャラリーでした。同じ時期に別の展覧会も開かれているので、入口の案内を見れば迷いにくいと思います。
最終入場は十六時半までとなっている
開館時間は10時から17時で、最終入場は16時30分です。夕方に上野へ行く場合は、17時までに着けば入れるわけではないので注意したいところです。
仕事帰りに寄るには、この16時30分は少し早め。わたしなら、休日や昼間に上野公園へ行く予定がある日に合わせて立ち寄りたいです。
同じ館では別の展覧会も開かれている
9月29日までは、本館1階と2階で「日本の自然を描く展」も開かれています。こちらはよむよむ展とは別の展覧会で、入場料も異なります。
よむよむ展だけを見る場合は、向かうのはギャラリーです。同じ美術館で別の展示も開かれているので、会場名まで覚えておくと間違えにくいでしょう。
解説を開く前に、絵の中に何があるのか自分の目で見ます。
作品の横にある問いを読み、自分ならどう答えるか考えます。
隠れている解説を開き、作家のコメントと自分の答えを比べます。
無料なので気になる一枚から見てみたい
会期は9月29日までです。今週上野公園へ行く予定があるなら、散歩や買い物の途中に美術館へ寄れる時間があるか、予定を見てみるのもよさそうです。
わたしは美術展へ行くと説明を先に読んでしまうことが多いので、今回は何も知らないまま絵を見てみたいと思っています。自分が何を感じるのかも少し楽しみです。
難しそうだからと美術館を遠く感じていた人にも、入りやすい展示だと思います。上野へ出かける機会があれば、一枚の絵をゆっくり眺める時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。













