ペットを留守番させる夏は、エアコンを切るわけにもいかず、電気代も気になります。実際につけっぱなしにしている家庭はどのくらいあるのか、冷房以外にできることも知りたいですよね。
地域情報メディア『タイトウタイムズ』のエリア担当ライター、ハルです。わたしなら暑さ対策を見ると、節電より先に「留守中の部屋をどう保つか」が気になります。今回は台東区に本社を置くLooopの調査と公的な注意喚起を調べました。
今回はペットの冷房事情、留守中の対策、電気代との付き合い方、犬や猫以外のペットで気をつけたいことまで紹介します。
台東区のLooopがペット暑さ調査
台東区に本社を置くLooopは、2026年7月に「ペットの暑さ対策」に関する調査を行いました。対象は、室内でペットを飼っている全国の20代から60代の男女1,048人です。
ここで気をつけたいのは、台東区の飼い主だけを調べた数字ではないことです。調査した会社の本社は台東区ですが、回答したのは全国の人たちです。
留守中も63.2%が冷房を継続

調査では、ペットがいる部屋のエアコンを24時間つけっぱなしにしている人が43.3%でした。一方、人だけがいる部屋では17.6%。かなり差があります。
さらに、自宅に誰もいない留守中でも63.2%がエアコンをつけっぱなしにしていました。留守中も冷房を続ける家庭が6割を超えています。
| 調査項目 | 割合 |
|---|---|
| ペットがいる部屋で24時間冷房 | 43.3% |
| 人だけの部屋で24時間冷房 | 17.6% |
| 留守中も冷房を継続 | 63.2% |
| ペットの冷房を優先 | 58.6% |
室内でもペットの熱中症には注意
環境省は、ペットも熱中症になるとして、高温の室内で留守番させる状況を避けるよう呼びかけています。家の中なら安心とは言い切れません。
犬や猫は人ほど体温調節が得意ではありません。環境省は、室内でも適切な温度と湿度を保ち、ペットが自分で過ごしやすい場所へ移れる環境を整えるよう案内しています。
- 留守中の室内
-
高温になる状態を避け、温度と湿度を適切に保つことが大切です。
- 水と居場所
-
十分な飲み水を用意し、ペット自身が過ごしやすい場所へ移れるようにします。
冷房温度は一律に決められない
では、何度に設定すればよいのかが気になります。環境省は一律の設定温度を示すのではなく、室内を「適切な温度・湿度」に保つよう案内しています。
人が快適ならペットにも同じとは限りません。飼っている動物の特徴や普段の様子を見ながら、迷う場合は獣医師などに相談したほうが安心でしょう。
ハル設定温度だけ決めれば終わりではないんですね
エアコン以外の対策も組み合わせる
Looopの調査では、遮光カーテンやサンシェードで直射日光を遮る人が31.7%、ひんやりマットなどを置く人が31.4%でした。サーキュレーターや自動給水器を使う家庭もあります。
こうした道具は、冷房を切るために使うというより、室内に熱を入れにくくしたり、水を切らさないようにしたりするためのもの。暑い日はエアコンと一緒に使うほうがよさそうです。
- 遮光カーテンやサンシェードで日差しを遮る
- 涼めるマットやプレートを用意する
- サーキュレーターなどで空気を循環させる
- 十分な飲み水を用意する
飼い主自身も暑さを我慢しすぎない
調査では58.6%が、人の冷房は電気代を気にして我慢しても、ペットの冷房は優先すると答えています。その一方で、電気代の負担を感じている人も7割を超えました。
ただ、ペットを優先するために飼い主が危険な暑さを我慢するのも心配です。東京都も、暑いときはエアコンを使い、涼しい室内で過ごすよう呼びかけています。
エキゾチックアニマルは個別に管理
ウサギ、ハムスター、鳥類、爬虫類などは、犬や猫とは適した飼育環境が異なります。調査では、こうした動物が温度や湿度の変化に敏感だと知らなかった人が28.8%いました。
動物の種類が違えば、快適に過ごせる環境も変わります。犬や猫向けの情報だけで決めず、自分が飼っている種類に合った温度や湿度を知っておきたいですね。
留守前は冷房と水を見直しておく
出かける前は、エアコンをつけたかだけで終わらせず、部屋の状態にも目を向けたいところです。直射日光が入る場所や水の量、ペットが移動できる範囲も見ておきます。
冷房と水だけでなく居場所も大切です。日差しの当たり方は時間によって変わるので、留守にする時間帯を考えながら準備しておきたいですね。
留守中も室内が高温にならないよう、冷房と温度、湿度を見ます。
飲み水を用意し、強い日差しが入り続ける場所を避けます。
ペットが自分で過ごしやすい場所へ移れる環境にしておきます。
暑い日は留守番環境を整えて出かける
ペットを留守番させる予定があるなら、今日のうちにエアコンの設定だけでなく、水や日差しの入り方まで見てみるとよさそうです。暑い日は家の中でも油断できません。
わたしは今回の数字を見て、留守中も冷房を続ける家庭が多いこと以上に、飼い主自身が暑さを我慢している人の多さが気になりました。人もペットも無理をしないことが大切ですね。
電気代が気になるときも、まずは暑さがこもりにくい部屋にできるか考えてみるところから。カーテンや水の置き方も含めて、家を出る前にペットの居場所を見てみてはいかがでしょうか。













